ウーラノス
Οὐρανός
Uranos

概要

ギリシア神話における天空の神。 固有名詞を英訳するときに"Heaven"という訳語をあてられることがあるように、私たちが「空」としてイメージするものとは若干異なる。

古代ギリシア人たちのイメージでは、空の上に澄明な大気であるアイテールがあり、その更に上に天空であるウーラノスがある。

出自

ヘーシオドス「神統記」によると、大地の女神ガイアが一人で自分と同じ大きさを持つウーラノスを生んだ。 (神統記 126-128行)

神話

ガイアと交わって12柱のティーターン神族、3人のキュクロープスたち、3人のヘカトンケイルたちの父となった(神統記 126-149行)。

改訂履歴


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