ソーリーヌスはブリトマルティスという語の意味について、以下のように指摘している。
Cretes Dianam religiosissime venerantur, Britomartem gentiliter
nominantes, quod sermone nostro sonat virginem dulcem. aedem
numinis praeterquam nudus vestigia nullus licito ingreditur. ea aedes
ostentat manus Daedali.
(Solinus, 11.8)
この部分の大体の意味は、以下の通りだと思います。
クレータ島の人々はディアーナを敬虔に信仰しており、我々の言葉で「甘い乙女」を意味するブリトマルティスと呼んでいる。 神殿の奥へは足の裏を除いて何かしらの衣服を付けていないと進み入ることができない決まりとなっている。 神殿にはダイダロスの作品が展示されている。