ピラムモーン
Φιλάμμων
Philammon

概要

出自

神話

引用

コノーン, 『物語集』, 第7話

VII. Ἡ ζʹ διηγεῖται ὡς Φιλάμμων παῖς Φιλωνίδος, ἣ γένονεν ἐξ Ἑωσφόρου καὶ Κλεοβοίας ἐν Θορικῷ τῆς Ἀττικῆς, οὗτος ὁ Φιλάμμων ὑπερφυὴς τὸ κάλλος ἐγένετο. μία δὲ τῶν νυμφῶν ἐρᾷ τοῦ νεανίου καὶ ἐγκύμων γίνεται. αἰδουμένη δ᾿ ἀπαίρει Πελοποννήσου, καὶ εἰς τὴν Ἀκτὴν παραγενομένη τίκτει κούρον Θάμυριν, ὃς ἡβήσας ἐπὶ τοσοῦτον ἧκε κιθαρῳδίας ὡς καὶ βασιλέα σφῶν, καίπερ ἐπηλύτην ὄντα, Σκύθας ποιήσασθαι. ἐρίσας δὲ καὶ ταῖς Μούσαις ὑπὲρ ᾠδῆς, καὶ ἄθλων τῷ νικήσαντι τεθέντων, ἐκείνω μὲν τοὺς Μουσῶν γάμους, ἐκείναις δὲ ὃ ἕλοιντο τῶν αὐτοῦ, ἐξεκόπη τοὺς ὀφθαλμοὺς ἡττηθείς.
第7話 : 次のように語られている。 ピラムモーンピローニスの子で、彼女(ピローニス)はアッティカトリコスヘオースポロスクレオボイアーの間に生まれた。 そのピラムモーンといえば、美しく成長し、背丈は他の誰よりも高いほどであった。 ニンフたちの一人がこの若者に恋心を抱き、お腹にその子を宿した。 それを恥とされた彼女はペロポンネーソスから追い出され、アクテーに来た彼女は、息子であるタミュリスを生んだ。 彼(タミュリス)は青年に達するとキタラ(竪琴)を奏でながら歌うことに関して大変な名手となり、彼らの王となったが、彼自身は異国の人であるにもかかわらず、とりわけスキュティアの人々がそうしたのであった。 彼はムーサたちに歌唱の技で挑み、競技で勝ちを収めた場合には、彼は女神たちとの結婚を、女神たちは彼から奪うこととし、彼は眼をつぶされて弱められた。

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