すぐにつづいて「合意」女神、ふたたびアテナ、さらに神々の母、の祭壇。 競技場入口のすぐそばに祭壇二基。 一方を「競技を司るヘルメス」、残りを「好機」の祭壇を呼ぶ。 わたしは、キオスのイオンが「好機」神に捧げる賛歌を作ったのを、知っているが、この詩のなかでは後者の系譜を辿って、ゼウスの末子だ、としている。 シキュオンの宝庫の近くに、ヘラクレス---クレスたちのひとりとも、アルクメネの子ともいう---の祭壇。 (飯尾都人 訳)
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