夜を擬人化した女神。
アプロディーテーの異名。 ここでは特に、愛の行為を指すと思われる。
原文はκῠαναυγής。
原文はἀστεροφεγγής。
この近辺の原文は ἡσυχιῃ χαίρουσα καί ἠρεμίῃ πολύυπνωι で、逐語訳すると「静寂を嘉する者よ、そして、やさしきあまたの眠りを」くらいの意味となる。 πολύυπνωιでは検索にヒットしなかったが、πολύυπνοςは男性、女性同形の形容詞であることから、ここでは女性単数与格であると解する。 ἡσυχιῃが女性単数与格の形容詞で、分詞形で女性単数現在能動態主格/呼格(ここでは呼格と解する)であるχαίρουσαの目的語となっているので、同じく目的語となっていると解したため。
原文はεὐφροσύνη。
原文はτερπνή。
原文はφιλοπάννυχε。
原文はληθομέριμν'。 続く語が母音で始まっているため語尾の母音が省略されている。 このままでは検索にヒットしないが、ληθομέριμνοςという形容詞が男性/女性同形なので、ληθομέριμνεという形で女性単数呼格であろうと解した。
原文はἀγατήν τε πόνον ἀνάπαυσιν ἐχούσα。
原文はὑπνοδότειρα。
原文はἐλάσιππε。 そのままではヒットしないが、男性/女性同形の形容詞ἐλάσιπποςの単数呼格として解する。
原文はνυχαυγής。
原文はἡμιτελής。
原文はχθονίη。
原文はἐγκυκλίη, παίκτειρα διώγμασιν ἠερόφοιτοις。 ἐγκyυκλίηはこのままでは検索にヒットせず、男性/女性同形の形容詞ἐγκύκλιοςの単数与格と解する。 παίκτειραもそのままでは検索にヒットしない。 παίκτηςという名詞のエントリを見ると、本文で女性形がπαίκτειραとあり、出典に本讃歌のこの箇所が挙がっている。 ἠερόφοιτοιςはἠερόφοιτοςという形容詞の中性複数与格と解する。 これは直前の名詞διώγμασινが中性名詞複数与格であるため。 ギリシア語では形容詞は、修飾する名詞と同じ性と格と数をとる。
ここでは特に地下にあると想像されていた冥界を指すと思われる。
原文はεὐάντητε。 そのままでは検索にヒットしないが、εὐάντητοςという形容詞の女性単数呼格と解する。
原文はκλύουσα λόγων ἱκετηρίδα φωνήν。 ἱκετηρίδαはそのままでは検索にヒットしなかったが、ἱκετηρίςという女性名詞の単数対格と解する。