練習 12.1
課題文
τί ἐστι φίλος; ἄλλος αὐτός.
語彙
文中の語 | 見出語形 | 品詞 | 変化形 | 主な意味 |
τί | τίς | 疑問代名詞 | 中性/単数/主格 | 何? |
ἐστι | εἰμί | 動詞 | 三人称/単数/現在/直説法/能動態 | ~である |
φίλος | φίλος | 男性名詞 | 単数/主格 | 友人 |
ἄλλος | ἄλλος | 形容詞 | 男性/単数/主格 | 他の |
αὐτός | αὐτός | 強意代名詞 | 男性/単数/主格 | (その人)自身 |
脚注
特になし。
出典と翻訳
不明。
ただしアリストテレース, ニーコマコス倫理学, 1166a.31に
ἔστι γὰρ ὁ φίλος ἄλλος αὐτός.
なぜなら、友人とは別の自分自身なのだから。
という表現がある。
メモ
強意代名詞αὐτόςがこの課の学習要点。
「何(τί)がφίλοςであるのか? ἄλλοςな自分自身(αὐτός)が(φίλοςである)」くらいの内容が、本課題文の文意と思われる。