練習 8.2
課題文
στρατιῶται τῷ Κύρῳ ἦσαν ἀγαθοί.
語彙
文中の語 | 見出語形 | 品詞 | 変化形 | 主な意味 |
στρατιῶται | στρατιώτης | 男性名詞 | 複数/主格 | 兵士 |
τῷ | ὁ | 定冠詞 | 男性/単数/与格 | Κύρῳにかかる |
Κύρῳ | Κῦρος | 男性名詞 | 単数/与格 | キューロス(人名) |
ἦσαν | εἰμί | 動詞 | 三人称/複数/未完了/直説法/能動態 | 存在する, ある |
ἀγαθοί | ἀγαθός | 形容詞 | 男性/複数/主格 | 善い, 勇敢な |
脚注
特になし。
出典と翻訳
不明。
メモ
与格で表されているτῷ Κύρῳが所有の与格(P. 33, §55.)であると理解することと、ἦσανがεἰμίの変化形であることを把握することが、本課題文の主旨と思われる。 ἦσανはP. 33, §54. の変化表から三人称/複数/未完了/直説法/能動態であることがわかる。
直訳すると、「ἀγαθόςなστρατιώτηςたちがΚῦροςにおいて(=Κύροςのところに)あった(εἰμί)していた」、くらいの意味になる。
これを所有の与格を意識して読むと、「Κῦρος(の許には)にはἀγαθόςなστρατιώτηςたちがいた(εἰμίしていた)」、またはもっと意訳して、「Κῦροςはἀγαθόςなστρατιώτηςたちを持っていた」くらいに読んでもいいかもしれない。