練習 10.1
課題文
ἡ ἡμέρα μικρὸν μέρος τοῦ ἔτους ἐστίν.
語彙
文中の語 | 見出語形 | 品詞 | 変化形 | 主な意味 |
ἡ | ὁ | 定冠詞 | 女性/単数/主格 | ἡμέραにかかる |
ἡμέρα | ἡμέρα | 女性名詞 | 単数/主格 | 日, 昼 |
μικρόν | μικρός | 形容詞 | 中性/単数/主格 | 短い, 小さい |
μέρος | μέρος | 中性名詞 | 単数/主格 | 部分 |
τοῦ | ὁ | 定冠詞 | 中性/単数/属格 | ἔτουςにかかる |
ἔτους | ἔτος | 中性名詞 | 単数/主格 | 年 |
ἐστίν | εἰμί | 動詞 | 三人称/単数/現在/直説法/能動態 | ~である |
脚注
特になし。
出典と翻訳
不明。
メモ
ἔτοςが-σ語幹の第三変化名詞であることに気づくのが、本課題文の主旨と思われる。 本来、この属格はἔτεσοςであったと思われるが、母音に挟まれた幹末子音のσが脱落したἔτεοςが母音融合してἔτουςになっている、と考える。
したがって、「ἡμέραはἔτοςのμικρόςなμέροςである(εἰμί)」、くらいの内容が文意と思われる。