練習 11.1
課題文
οἱ ἱερεῖς τοῖς θεοῖς βοῦς ἔθυσαν.
語彙
文中の語 | 見出語形 | 品詞 | 変化形 | 主な意味 |
οἱ | ὁ | 定冠詞 | 男性/複数/主格 | ἱερεῖςにかかる |
ἱερεῖς | ἱερεύς | 男性名詞 | 複数/主格 | 神官 |
τοῖς | ὁ | 定冠詞 | 男性/複数/与格 | θεοῖςにかかる |
θεοῖς | θεός | 男性名詞 | 複数/与格 | 神 |
βοῦς | βοῦς | 男性名詞 | 複数/対格 | 牛 |
ἔθυσαν | θύω | 動詞 | 三人称/複数/アオリスト/直説法/能動態 | 犠牲を捧げる |
脚注
特になし。
出典と翻訳
不明。
メモ
ἱερεύςとβοῦςが本課の学習要目である母音幹の第三変化名詞。 P. 44, §63.の変化を参考に語形を特定できることが、本課題文の主旨と思われる。 βοῦςは単数/主格も同形だが、主語としては定冠詞のついたοἱ ἱερεῖςがあるので、ここではβοῦςを複数/対格として読む。
語形が判ってしまえばあまり難しい文ではなく、「ἱερεύςたちはθεόςたちにβοῦςたちをθύωした」くらいの内容が文意と思われる。