エンノシガイオス
Ἐννοσίγαιος
Ennosigaios

概要

ポセイドーンの別名。 大地(ガイア)を揺する(エノシス)者、くらいの意味。

出自

神話

引用

モスコス, 第二歌「エウローペー」, 37-42行

αὐτὴ δὲ χρύσεον τάλαρον φέρεν Εὐρώπεια,
θηητόν, μέγα θαῦμα, μέγαν πόνον Ἡφαίστοιο,
ὃν Λιβύῃ πόρε δῶρον, ὅτ̓ ἐς λέχος Ἐννοσιγαίου
ἤϊεν: ἣ δὲ πόρεν περικαλλέϊ Τηλεφαάσσῃ,
ἥτε οἱ αἵματος ἔσκεν: ἀνύμφῳ δ̓ Εὐρωπείῃ
μήτηρ Τηλεφάσσα περικλυτὸν ὤπασε δῶρον.
そして、黄金の籠をエウローペイアは運んでいた。
それは見事な作りで、大きな驚きをかきたてる、ヘーパイストスの非常な労苦のたまものであった。
神はそれをリビュエーに贈物として与えたのだ。エンノシガイオスの寝所へと
リビュエーが行ったあのときに。 彼女(リビュエー)はいとも美しきテーレパアッサにそれを与えた。
というのも、彼女とは血のつながりがあったのだ。そしてまだ嫁ぐ年頃ではないエウローペイア
母であるテーレパアッサが名高い贈物として与えたもの。
(2017.6.27. 仮訳)

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