練習 5.9
課題文
ὁ νεανίας ἄξει τὸν ἵππον τοῦ στρατηγοῦ διὰ τοῦ πεδίον.
語彙
文中の語 | 見出語形 | 品詞 | 変化形 | 主な意味 |
ὁ | ὁ | 定冠詞 | 男性/単数/主格 | にかかる |
νεανίας | νεανίας | 男性名詞 | 単数/主格 | 若者 |
ἄξει | ἄγω | 動詞 | 三人称/単数/未来/直説法/能動態 | 導く, 連れて行く |
τόν | ὁ | 定冠詞 | 男性/単数/対格 | にかかる |
ἵππον | ἵππος | 男性名詞 | 単数/単数/対格 | 馬 |
τοῦ | ὁ | 定冠詞 | 男性/単数/属格 | にかかる |
στρατηγοῦ | στρατηγός | 男性名詞 | 単数/属格 | 将軍 |
διά | διά | 前置詞(属格) | この語は変化しない | ~を通って |
τοῦ | ὁ | 定冠詞 | 中性/単数/属格 | にかかる |
πεδίου | πεδίον | 中性名詞 | 単数/属格 | 平原 |
脚注
特になし。
出典と翻訳
不明。
メモ
基本的な構造は、νεανίαςはἵπποςをἄγωするだろう、というもの。 動詞ἄγωの語幹αγ-末尾の子音γに時称接尾辞σが続くことによって-γσ-が-ξ-に変わっていることに注意。
誰の馬なのかというと、στρατηγόςの。 どのようにかというと、πεδίονを通って。 まとめると、νεανίαςはστρατηγόςのἵπποςをπεδίονの中を通ってἄγωしていくだろう、というのが文意。
定冠詞τοῦを男性と中性とに読み分けている。 これはστρατηγόςが男性名詞、πεδίονが中性名詞であるから。 属格と与格では、男性と中性で同じ形になることが多い。