練習 7.1
課題文
ὀλίγων ἡμερῶν ἡ Ἐλλὰς ἐλευθέρα ἔσται.
語彙
文中の語 | 見出語形 | 品詞 | 変化形 | 主な意味 |
ὀλίγων | ὀλίγος | 形容詞 | 女性/複数/属格 | わずかの, 少しの |
ἡμερῶν | ἡμέρα | 女性名詞 | 複数/属格 | 日 |
ἡ | ὁ | 定冠詞 | 女性/単数/主格 | にかかる |
Ἑλλάς | Ἑλλάς | 女性名詞 | 単数/主格 | ギリシア |
ἐλευθέρα | ἐρεύτερος | 形容詞 | 女性/単数/主格 | 自由な |
ἔσται | εἰμί | 動詞 | 三人称/単数/未来/直説法/中動態 | ~である, 存在する |
脚注
Ἑλλάς : 「ギリシア」,第三変化名詞(P. 35, §57, ἀσπίςの変化参照)
出典と翻訳
不明。
メモ
ὀλίγων ἡμερῶνの属格は、所有/帰属ではなくて期間を表す時の表現(P. 27, §46.3)であることに気づくのが、本課題の要点。
ὀλίγωνの複数/属格は男性/女性/中性で同形だけれどもἡμερῶνが女性なので、ここでは女性形。 ἔσταιは練習5.8 単語欄にあるように、εἰμίの三人称/単数/未来/直説法/中動態。 ここでのεἰμίは、「(形容詞で表現されるような状態)である」くらいの意味。
まとめると、「ὀλίγοςなἡμέραのうちに(期間の属格)、Ἑλλάςはἐλεύθερος(な状態)になるであろう(未来)」、くらいの内容が文意