練習 7.7

課題文

οἱ Πέρσαι τῷ ἡλίῳ καὶ τῇ σελήνη καὶ τῇ γῇ καὶ τοῖς ἀνέμοις ἔθυον.

語彙

文中の語 見出語形 品詞 変化形 主な意味
οἱ 定冠詞 男性/複数/主格 Πέρσαιにかかる
Πέρσαι Πέρσης 男性名詞 複数/主格 ペルシア人
τῷ 定冠詞 男性/単数/与格 ἡλίῳにかかる
ἡλίῳ ἥλιος 男性名詞 単数/与格 太陽
καί καί 小辞 この語は変化しない そして
τῇ 定冠詞 女性/単数/与格 σελήνῃにかかる
σελήνῃ σελήνη 女性名詞 単数/与格
καί καί 小辞 この語は変化しない そして
τῇ 定冠詞 女性/単数/与格 γῇにかかる
γῇ γῆ 女性名詞 単数/与格 大地
καί καί 小辞 この語は変化しない そして
τοῖς 定冠詞 男性/複数/与格 ἀνέμοιςにかかる
ἀνέμοις ἄνεμος 男性名詞 複数/与格
ἔθυον θύω 動詞 三人称/複数/未完了/直説法/能動態 (与格に)犠牲をささげる

脚注

特になし。

出典と翻訳

不明

メモ

出題意図が、今一つわからない課題文。 ἔθυονθύωの未完了に思われる。 θύωのアオリスト(一人称/単数)はἔθυσαなので、この語は第一アオリストをとる。 また、過去の動作の繰り返しや習慣のニュアンスを持つ未完了として読んだ方が、単に過去の事象を述べるアオリストで読むよりも、文意をよく表しているように思える。

θύωは「(与格に)犠牲を捧げる」くらいの意味なので、「Πέρσηςたちはἥλιοςσελήνηγῆ、そしてἄνεμος(複数)にθύωしていた」くらいの内容が文意。

文脈がわからないので何とも言えないが、καίを「~にも/さえにも」と解釈して、「Πέρσηςたちはἥλιοςにも、σελήνηにも、γῆにも、そしてἄνεμος(複数)さえにもθύωしていた」、と読むことも可能なのではないかと思う。


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