§50.
現在完了および過去完了の用法, そしてεἰμίおよびἔχωと組み合わせた表現
- 44. 現在完了の概説
- 45. εἰμίの現在および未完了過去と組み合わせて表現される現在完了および過去完了
- 46. εἰμίと組み合わされていない形で表される現在完了や過去完了の意味
- 47. ἔχωとアオリスト分詞または現在完了分詞を組み合わせた、遠回しな言い方による現在完了の表現
- 48. εἶχονまたはἔσχονと分詞を組み合わせて過去完了を表現する例
- 49. 現在形が現在完了を、未完了過去が過去完了のニュアンスを表わす例
- 50. 書簡などにおいて現在完了やアオリストが現在を意図している例
- 51. 現在完了が現在の事象を参照し、未来における可能性などを表現している例
- 52. 過去完了が過去の動作に直接関連ある, または突発的な動作の発現を表わす例
英語原文
In epistles, the perfect and aorist are sometimes used where we might expect the present, the writer transferring himself to the time of the reader. E.g.
Ἀπέσταλκά σοι τόνδε τὸν λόγον, I send you this speech. Isoc. i. 2. Μετ᾿ Ἀρταβάζου, ὃν σοι ἔπεμψα, πρᾶσσε. Thuc. i. 129. (Here ὃν ἔπεμψα refers to the man who was to carry the letter.) So scripsi and misi in Latin.
日本語解釈