練習 13.4
課題文
ὁ κύων τοῖς ἀνδράσι φίλτατός ἐστιν.
語彙
文中の語 | 見出語形 | 品詞 | 変化形 | 主な意味 |
ὁ | ὁ | 定冠詞 | 男性/単数/主格 | κύωνにかかる |
κύων | κύων | 男性(女性)名詞 | 単数/主格 | 犬 |
τοῖς | ὁ | 定冠詞 | 男性/複数/与格 | ἀνδράσιにかかる |
ἀνδράσι | ἀνήρ | 男性名詞 | 複数/与格 | 男, 人間 |
φίλτατος | φίλτατος | 形容詞 | 男性/単数/主格 | 最もφίλοςな |
ἐστιν | εἰμί | 動詞 | 三人称/単数/現在/直説法/能動態 | ~である |
脚注
φίλοςの比較級および最上級はやや不規則で、φίλτερος, φίλτατοςまたはφιλαίτερος, φιλαίτατοςの形をとる。
出典と翻訳
不明。
メモ
脚注にある通り、φίλτατοςがφίλοςの最上級で、本課の学習内容。 文意から考えて、τοῖς ἀνδράσιは差異の度合いではなく普通に与格で考えて、「ἀνήρたちにとって」くらいに読む方が妥当と思われる。
まとめると、「κύωνはἀνήρたちにとって最もφίλος(な存在)である(εἰμί)」くらいの内容が、本課題文の文意と思われる。